ピンチはチャンスになる。
その倍くらいに、
チャンスはピンチになってる。
二十五話
↧
↧
二十四話
彼女の熱い想いが伝わってきた。
元彼への。
↧
二十三話
起きたら、隣に美女がいた。
寝過ごした電車の中だけど。
↧
二十二話
映画のような出会いだった。
ホラー映画のような。
↧
二十一話
夕焼けを見ていたら
泣けてきた。
ドライアイだと診断された。
↧
↧
二十話
圧勝だった。
自分が出るまでは。
↧
十九話
再提案と入力した。
最低案と変換された。
↧
十八話
一人にさせてくれと言った。
それ以来本当に誰からも連絡が来ない。
↧
十七話
あきらかにモテ期だ。
彼女が。
↧
↧
十六話
流れ星を見つけた。
何も思いつかず「よろしくお願いします」とだけ祈った。
↧
十五話
告白された。
過去形で。
↧
十四話
画期的なアイデアを思いついた。
昨日終わった案件の。
↧
十三話
『結果より過程だ』と
悪い結果の時は誰も言ってくれない。
↧
↧
十二話
泣く彼女をふり切るように別れた。
ふり返ると彼女が笑って電話していた。
↧
十一話
誤解を恐れずに言った。
誤解しかされなかった。
↧
十話
二等が当たった。
ポケットティッシュだった。
一等が当たった。
箱のティッシュだった。
↧
九話
やらずに後悔するくらいなら、
やって後悔する方がいい。
どちらにしても
後悔するのだが。
↧
↧
八話
いいか悪いかは別としてと
前置きされて
悪いことばかり言われる。
↧
七話
彼女にごちそうした。
なぜか彼女が領収書をもらっていた。
↧
六話
やまない雨はない。
傘を忘れるたびに思う。
↧
More Pages to Explore .....